赤ちゃんがおっぱいを噛むのは?

赤ちゃんが突然おっぱいを噛むようになったり、歯が生えてきておっぱいを噛まれることが時々出てきたり、ということがあります。
ひどく噛まれると、やはりママのおっぱいに傷が出来てしまって、おっぱいの時間が赤ちゃんにとってもママにとっても苦痛になってしまいかねません。
もし噛まれることがあったら、早めに対処して噛まれないようにしましょう!

まず、赤ちゃんがおっぱいを噛む原因として考えられるのは

  1. 歯がはえかけてきて、むずがゆい。
  2. 母乳の質が悪かったり(まずい)、おっぱいが硬くて飲みにくくなったりしている。
  3. ただ遊んでるだけ

のだいたい3つが考えられると思います。
2の場合は、おっぱいが詰まりかけていたり、ママの食事が偏っていたりカロリーが高い場合です。
母乳の味見をしてみてください。おいしい母乳は、お米のとぎ汁のようなサラサラとした薄い白色で、薄甘い、おいしいと感じる味がします。
しょっぱかったり、まずかったりすると、赤ちゃんも飲めません。
まずは、食生活を見直して、和食中心のカロリー控えめのお食事を中心にしてください。(甘い物、脂肪分の多い物は避けましょう!)
それから、おっぱいの詰まりを取るように少し搾乳してみましょう。
ドロドロとした濃い色(白色だったり黄色っぽかったりします)の母乳を搾り出してあげましょう。
しこりがある場合は、そこを重点的に搾るといいですね。
もし、詰まりが取れにくいようでしたら、湯船に浸かって、おっぱいを温めながら搾ると搾り出しやすいですよ。
または蒸しタオルでおっぱいを温めながら搾ったり、お風呂場で温かいシャワーを浴びながら搾ると取れやすくなります。
どうしても自分で解消できない場合は、あまり我慢せず早めにお近くの助産師(産院や助産院)に相談しましょう。

最初の2〜3分はごくごく飲んでいる、と言う場合は、3の可能性が高いですね。
おっぱいの出がとても良いので、最初の2〜3分飲んだら、ちょっと満足して遊んじゃうのかもしれませんね。
あと、歯がむずがゆいのもあるのかもしれません。
赤ちゃんがごっくんごっくん飲む勢いが少し弱まってきたら(あ、遊び始めるかな〜と思う頃)
思い切って、おっぱいを外しちゃいましょう。
ちゃんと、赤ちゃんの口にママの指をいれて外してくださいね。
それで、また欲しそうにしていたら、もう片方のおっぱいをあげる、ということを繰り返してみてください。

あと、赤ちゃんにおっぱいを噛んだらダメ、と言い聞かせてください。
あんまり赤ちゃんに恐怖感を与えすぎる叱り方をすると、おっぱいが怖くなってしまうので、気をつけてくださいね。

それから、歯がためのようなものを赤ちゃんに与えてみてください。
それをカミカミして、すこしむずがゆさを解消できるかもしれません。