育児

赤ちゃんのケアvol.2〜ベビーマッサージ

ここのところ、助産所の業務が忙しく…久しぶりの日記になってしまいました。これまで、「ベビーマッサージっていいよ〜」と書いていましたが、よく考えたら具体的なことは書いていなかったようです。 そこで、今日は、ベビーマッサージについて。1. ベビーマ…

新生児のケアvol.4〜夜泣き

今日は、ママさん、パパさんの悩みの一つ、赤ちゃんの夜泣きについてです。 夜中に限らず、よく「おっぱいもあげたし、オムツも替えたし、お腹も張ってないみたいだし・・・何で泣いてるんでしょう?」と相談されることがあります。 新生児は特に、まだ生活のリ…

新生児のケアvol.3〜便秘

「便秘」は、新生児に限らず、赤ちゃんの相談で多いものの一つですね。 一日に2〜3回出ていたのに、急に1日に1回出るか出ないか、というペースになったり、毎日出ていたのが、3日に1回になってしまったり・・・ 私も、初めての子育ての時には、我が子の便秘にや…

授乳中に飲む薬

妊婦さん同様、授乳中のママさんも、赤ちゃんへの副作用を心配してお薬の内服には気を遣いますよね。 風邪にかかったママさんが、病院で薬を処方されて、薬を飲んでいる間は、赤ちゃんにおっぱいをあげられず・・・風邪が治ったと思ったら、今度は乳腺炎になっ…

風邪に引き始めに2

今日は、桃の節句…ですが、まだまだ寒いですね! インフルエンザもまだ流行っているらしいです。A型もB型も出ていますねぇ… こんな時には、みなさん、手洗い、うがい、そして早寝早起きの規則正しい生活で、体調を整えておきましょう!風邪のひき始めに ht…

プレグナンシーブルーとマタニティブルー

妊娠すると、ホルモンバランスが変化し、よく妊婦さんたちが感情的になりやすかったり、気分が落ち込みやすかったり、涙もろくなってしまったり…という精神状態に陥ります。 特に、つわりのひどい時期や、出産間近のときに多い気がします。 これは、「プレグ…

発達のポイント

首すわり もし、3〜4カ月健診あたりでまだ首がすわってないと言われても、厳密にいえば、5カ月いっぱいくらいまでに完成すれば、問題はありません。他の赤ちゃんと比べるのではなく、無事にできるようになること、すなわち運動機能に問題がないことが大切で…

赤ちゃんの発達〜続き

4. 乳幼児の精神(視聴覚系)発達 ・ 乳児の視覚や聴覚の発達はめざましい。 ・ 乳児期後半になり、自由に指を使えるようになると、見たものを上手につかんで触ったり、振ったり、なめたりしてその物の性質を知ろうとする。 ・ 1歳過ぎると、自分の要求や意…

赤ちゃんの発達

いつの間にか、もう師走! 早いですねぇ…(--; 12月は、まさに走り回っていそう…忙しくなる予定です。 今日は、赤ちゃんの発達について、ちょっとまとめてみたので、あげてみます。1. 乳幼児の発達の特徴 発達とは、人間としての能力の増加、成熟していくこ…

育児不安

2006年、2007年と2年連続で合計特殊出生率(合計特殊出生率とは、人口統計上の指標で、一人の女性が一生に生む子供の数を示す)が上昇したとはいえ、まだ1.34とかなり低く、出生数そのものは減少しています。 そして、少子化とともに、孤立した母親たちの「…

布オムツ、使ってみませんか?

お天気のいい朝にパン、パンッって洗濯物を干すときって、とっても幸せな気分になりませんか?これが、赤ちゃんの布オムツなら、さらに幸せな気分が倍増すること、間違いなしです!「ああ、私って、母親なんだなぁ〜」って。(ダンナのパンツじゃあ、そうは…

新生児のケアvol.2〜スキンケア

赤ちゃんのお肌、特に新生児のお肌は、大人に比べて、外からの刺激をブロックするバリア機能や水分を保つ機能を持つ表皮が薄く、とってもデリケートなので、カサカサになったり、湿疹などが出やすいです。そうすると、赤ちゃんのアトピーについて心配される…

産後訪問に走り回っています。

ここのところ、4件ほど出産がパタパタと続いたので、その後の産後訪問に毎日忙殺されています。公共交通機関や、近いところは自転車で回るのですが、午前・午後に各2件ずつが精一杯で、妊婦健診やおっぱいマッサージもあるので、所長と手分けして、まさに走…

赤ちゃんのケアvol.1〜おちんちんのケア

男の子の赤ちゃんの場合には、「おちんちんのケアはどうしたら?」と、悩むママも多いでしょう。 「赤ちゃんのうちに、剥いておきましょう」とか、「そのままにしておいていいですよ」とか、お医者さんや助産師によっても意見が違うかもしれません・・・ですか…

助産所の一日vol.20

ガソリン代がぁ〜! ガソリンが急激に値上がりし、車で移動する事の多い、私たち家庭出産専門の助産師も、経済的にますます厳しくなりました… 公共交通機関を使ったり、自転車を使ったりはしているのですが、どうしても時間がない時や、公共交通機関が不便な…

赤ちゃんの紫外線対策

いよいよ夏も本番!紫外線の一番強い季節がやってきました。 昔は、よく「赤ちゃんに日光浴をさせましょう」といいましたが、最近では、「赤ちゃんにも紫外線対策が必要です」と言う様になってきました。紫外線が皮膚に当たると、ビタミンDを作るのを助け、…

助産所の一日vol.14

乳腺炎が多いこの頃・・・ ここ数日、連日、乳腺炎の飛び込みのお客さんがいらっしゃいます。なんでだろ?? 日頃、「ご飯とお味噌汁と・・・」という和食中心の規則正しい食生活のママさんなら、ちょっと暴飲暴食してしまって・・・とか、疲れが溜まってて・・・とか、…

新生児のケアvol.1〜新生児黄疸

赤ちゃんが生まれて、お家でママさんとパパさんがお世話していくときに、注意してもらいたいことの一つに「黄疸」があります。もちろん、病院で出産された方も、退院してからは、ママさんとパパさんが赤ちゃんをみてあげなければなりませんね。 新生児黄疸と…

断乳後のおっぱいケア

断乳した後は、乳腺炎などのトラブルを避けるため、また、張りのある柔らかいきれいなおっぱいに戻すために、ケアが必要です。今日は、ママさん達にお話しする断乳の仕方をご紹介します。(助産師によって、少しずつ言うことが違うかもしれませんが、根本的…

断乳のタイミング

断乳後のおっぱいのケアのために助産所を訪れるママさんもいらっしゃいます。 卒乳するママさんの場合は、それほどおっぱいも張らないので、後のケアも比較的楽ですが、まだまだたくさん母乳が出ている時期の断乳は、ママさんも、おっぱいがパンパンに張って…

おっぱいがうまくいくコツ

まずは、安産を目指しましょう!赤ちゃんとママにとって負担の少ないお産をすると、その後のおっぱいも自然とうまくいきやすいです。 できれば、生まれてすぐに(なるべく早くに)おっぱいを吸わせましょう。 少なくとも産後1週間は、「自分は元気!」と思っ…

おっぱいの出が悪い?

出産後、まだ1ヶ月も経っていない、あるいは1〜2ヶ月のママさんから、こんな相談をよく受けます。 「おっぱいが足りないみたいなんですけど、おっぱいの出が良くなるには、どうしたらいいでしょう?」 でも、おっぱいって最初からジャンジャン出るわけではな…

風邪の引き始めに

まだまだ寒い日が続きますねぇ。 今日は、風邪の引き始めに(特に咳、鼻水)、薬を使わずに良く効く方法をご紹介します! なるべく薬を使いたくない妊婦さんや赤ちゃんにオススメです。 だまされたと思って、ぜひ一度お試し下さい♪☆たまねぎのみじん切り 粗め…

おっぱいが切れたら・・・?

おっぱいを赤ちゃんが浅くくわえて授乳している場合や、歪み飲みしている場合、噛まれたときなどに おっぱいに傷ができて、直接飲ませるのが痛くてどうしてもできない!ということがあります。 対処法 授乳後にそのままにしておくよりも、母乳を乳首に塗って…

おっぱいの湿布

乳腺炎やおっぱいの張りがつらい時、アイスノンなどで冷やすママさんもいらっしゃいますが、おっぱいを冷やしすぎると 乳腺が収縮してしまい、余計につまりやすくなってしまいます。 おっぱいが熱をもっているときや張りがつらい時には、次のような湿布で冷…

乳腺炎

私の勤める助産所にも、よくおっぱいの詰まりで来られるママさんがいらっしゃいます。 今日は、乳腺炎やおっぱいの詰まりへの対処方法を書いてみました。 Q.最近乳腺炎が多いと聞きます。ならないように気をつける方法はありますか? A.赤ちゃんの要求にした…

ベビーマッサージの効果

ベビーマッサージと言うと、「聞いたことがある」「少し教えてもらったことがある」というママさんが多いです。 でも、積極的に取り入れているママさんは案外、少数派ではないでしょうか? 私も、一人目の子のときはそんな気持ちのゆとりも機会もなかったの…

搾乳について

直接おっぱいをあげられない場合以外は、基本的に搾乳はしなくて良いと思います。 前搾乳(授乳前の搾乳)と後搾乳(授乳後の搾乳)の必要な場合を説明します。 前搾乳が必要な場合というのは、おっぱいがパンパンに張って、 赤ちゃんが吸い付こうとしても、…

赤ちゃんがおっぱいを噛むのは?

赤ちゃんが突然おっぱいを噛むようになったり、歯が生えてきておっぱいを噛まれることが時々出てきたり、ということがあります。 ひどく噛まれると、やはりママのおっぱいに傷が出来てしまって、おっぱいの時間が赤ちゃんにとってもママにとっても苦痛になっ…

赤ちゃんがどうしても泣きやまない…

赤ちゃんが夜にぐずって抱っこしてあげてないと、なかなか寝付いていくれない・・・ 寝ても、すぐ起きてしまう、という悩んでいるママも多いです。 赤ちゃんの睡眠時間が足りないのでは・・・という心配はまずいりません。でも、赤ちゃんが甘えたいときにはしっか…