断乳のタイミング

断乳後のおっぱいのケアのために助産所を訪れるママさんもいらっしゃいます。
卒乳するママさんの場合は、それほどおっぱいも張らないので、後のケアも比較的楽ですが、まだまだたくさん母乳が出ている時期の断乳は、ママさんも、おっぱいがパンパンに張って痛くてつらそうです。
断乳のタイミングは、ママさんが決めます。お仕事の都合やママの体調のためとか、1歳過ぎたから、とか、家族に言われて、とか・・・
できれば、3才くらいまで(子ども自身がもう止める、と言うまで)あげる、いわゆる卒乳ができればいいのですが、それもなかなか大変です。せめて、赤ちゃんが一人歩きをたくさんして、少しママから離れて遊べるくらいになって、おっぱいよりもお食事がメインになってからの方が、赤ちゃんもママさんも楽だと思います。
個人的な見解ですが、もし、「仕事を始めるから」「保育園に入るから」と断乳をするのでしたら、夜中だけでもおっぱいをあげてみてはいかがでしょう?
ママから離れて、保育園に通うようになった子どもにとって、おっぱいの時間はママとのかけがえのないスキンシップの時間です。ママは家事もあるし、仕事で疲れて帰ってきているから大変だと思いますが、もしおっぱいをあげるのが苦にならないようでしたら、ぜひ続けてあげてください。
最初のうちは、昼間に授乳しないでいると、おっぱいも張って搾乳が必要になるかもしれませんが、だんだんとおっぱいも生活のリズムに合わせて、昼間に搾乳しないでも済むようになってきます。