おっぱいが切れたら・・・?

おっぱいを赤ちゃんが浅くくわえて授乳している場合や、歪み飲みしている場合、噛まれたときなどに
おっぱいに傷ができて、直接飲ませるのが痛くてどうしてもできない!ということがあります。

対処法

  1. 授乳後にそのままにしておくよりも、母乳を乳首に塗って(母乳自体に殺菌効果があるので)、ラップを小さく(5センチ四方くらい)切ったものを乳輪部までかぶせる。母乳だけではなく、ピアバーユ(馬油)http://www.bonyu.com/qa/oppai-6.htmやピュアレーンhttp://www.medela.co.jp/ などを塗っておくのも、傷の治りが早くなるのでオススメです。これらは、赤ちゃんのお口に入っても害はありませんので(天然の物なので)、授乳前に水で濡らしたガーゼのハンカチなどで軽く拭き取るくらいで大丈夫です。
  2. 一時的に搾乳して哺乳瓶であげて(哺乳瓶を嫌がるようならコップで飲むような感じで赤ちゃんのお口に少しずつ流し込んであげて)直接飲ませるのを一時的にお休みしてみる。
  3. 乳頭保護器http://www.medela.co.jp/などは、つけても乳頭が引っ張られるのは変わらないので、やはり痛いかもしれませんし、やはり直接飲んでもらう方が おっぱいへの刺激が効果的で分泌も良くなるので、できれば直接吸ってもらう方がいいです。(一時しのぎとしてなら使えるかも)

乳頭保護器に関しては、一度助産師に相談してみた方が 使い方などもきちんと教えてもらえると思います。

本当はそこまでひどくなる前に、赤ちゃんにきちんと深くまっすぐくわえてもらうように気をつけたり
↓のような工夫をして傷を治すのが一番ですね!

予防法

★乳頭に傷がある時の授乳は、お母さんにとって、とても痛いものですが、たまっているおっぱいに感染を起こさないためにも、できるだけ我慢して吸わせましょう。また、傷から出血がある場合、お母さん達はご心配になると思いますが、少量の血液を飲んでも赤ちゃんは大丈夫です。
★乳頭の傷は授乳していくうちに治っていきますが、少々時間はかかります。
★乳頭トラブルの起こる背景に、冷たい物・甘い物・脂っぽい物の取り過ぎがあります。赤ちゃんの吸いやすいおっぱいを維持してトラブルを防ぐためにも、お食事にも気を配りましょう。