新生児のケアvol.4〜夜泣き

今日は、ママさん、パパさんの悩みの一つ、赤ちゃんの夜泣きについてです。
夜中に限らず、よく「おっぱいもあげたし、オムツも替えたし、お腹も張ってないみたいだし・・・何で泣いてるんでしょう?」と相談されることがあります。
新生児は特に、まだ生活のリズムが出来ていませんし、昼よりも夜のほうが頻繁に泣く子も多いですよね。
また、母乳の分泌を促すホルモンの働きは、昼間よりも夜の方が活発なので、赤ちゃんなりに、まだあまり出ないおっぱいを出そうと頑張っているのかなぁ、なんて思います。
新生児期は、まだママさんも新米ママさんのことが多いので、赤ちゃんがなかなか寝付かず、ぐずっていると「どうしたのかしら?」と心配する方も多いですし、ママさんも疲れてしまうようです。
私自身も、長男が赤ちゃんのときには、あまり泣かせないように、と、泣くたびに抱っこしたりおっぱいをくわえさせたりしていて、家事が手につかなかったような記憶があります。

そんな頃に、母に「あんたの弟は、1時間くらい泣かせておいてもあきらめずに泣いてたわよ。パワフルだったわぁ」というようなことを言われて
「ええ〜!赤ちゃんって、そんなに泣かせておいて大丈夫なの?」と衝撃を受けました。
一昔前は、泣くのは赤ちゃんの仕事、泣くたびに抱っこすると、抱き癖がつく、などとも言いました。
(現代は、ちゃんと抱っこしてあげると、赤ちゃんとの信頼関係ができるので、むしろ抱っこしてあげましょう、と言います。)
今になって思えば、初めての赤ちゃんだから、それくらい頑張って良かったなぁ、と思いますし、そうやって一生懸命育てたから、今の息子との絆(?)があるのかなぁ、と思います。

赤ちゃんは、毎回ベビーベッドで一人でスヤスヤと寝てくれる・・・というわけにいきません。(そういう子ももちろんいますが)
やっぱり、ママさんが添い寝したり、抱っこしたままの方が、安心してよく寝てくれます。だから、私は赤ちゃんを抱っこしたまま、クッションに寄りかかって寝たり、赤ちゃんを胸の上にうつぶせに寝かせて一緒に寝ていました。私は、これが結構好きです、赤ちゃんの感触とか体温が心地よくて。

新生児は特に、おっぱいをちょこちょこ飲みする子が多いですよね。おっぱいを飲むのって、赤ちゃんにとってはすごく体力のいることなんですね。
くいっ、くいっと、ちょっと飲んだな、と思ったら、ウトウト・・・でも、お布団におろしてすばらくするとまた、「ふぎゃぁ〜」と。
「オムツ替えたり、ちょこちょこおっぱいを飲んだりして、気づくと1時間くらいかかってるんですよね」なんてママさんも多いと思います。

でも安心してください!授乳中のママさんは、短時間の(10分でも)細切れ睡眠でも身体がついていけるようなホルモンが出ていますので、ちゃんと、赤ちゃんと一緒にちょこちょこお昼寝すれば、睡眠不足で倒れる心配はいりません。
同じことをパパさんやおばあちゃんがやっていたら、倒れます。家事や買い物なんかは、どんどんお手伝いしてもらって、夜の赤ちゃんのお世話は、ママさんが頑張りましょう♪