駐車許可証バトル!

今日は、もうすぐ臨月に入る妊婦さんのお宅に、お産のときに使う物品を届けに行き、ついでに近所の警察署で「駐車許可証」の申請をしてきました。
分娩のときだけは、妊婦さんのお家の近くにすぐ車を停められるように、許可証を発行していただけるそうです。ただ、100m以内にコインパーキングがあると、発行してくれないそうです。でも、100mって言うと、結構な距離なので、緊急ですぐに飛んで行きたい、というときには、時間のロスになりますし、緊急の場合の救急物品も車に載せているので、取りに戻るときにやはり時間のロスになります。都内は小さなコインパーキングが多く、満車のことも多いですし…
そういうわけで、所長は、駐車許可証の申請、というと、いつも警察署に出向いて、「駐車許可証がどうして必要なのか」というバトルを、おまわりさんと繰り広げることになります。
今日は、何故かすんなりと受理されたので、拍子抜けしたくらいです。
この駐車許可証が自宅出産を扱う助産師に発行されるようになるまで、陳情に陳情を重ね、都議会議員のご協力をいただいて、5年かかったそうです…医師には、駐停車禁止除外の標章がもらえるのに。昔は大名行列さえも横切る権利があった助産師ですが、現代では厳しい立場です。
きちんと、お産の時のみ使用し、産後の訪問などは、ちゃんとコインパーキングや公共交通機関を使っているんですよ〜
申請の手続きも、その妊婦さんのお家の管轄警察署に行って、1回1回手続きしなければならず、結構な手間がかかります。医師と同じような標章をいただけるようになるといいですねぇ。