助産所の一日vol.24

お盆が明けて、一時期の酷暑ほどではないとはいえ、まだまだ残暑のきついこの頃です。
今日は、朝から陣痛の始まっている産婦さんのところへ、所長と助産学生が付き添っており、私は産後5日目のママ&ベビちゃんの訪問を終えて、生まれる直前まで助産所で待機中です。経産婦さんだし、陣痛が乗ってきたら早いぞ!と、ちょっと焦って早めにお昼ご飯を食べたのですが、まだみたいです。
他にも、数日前に「おしるしがありました」という妊婦さんがいらっしゃるのですが・・・予定日過ぎているのに、まだ陣痛は来てないようです。(^^; 臨月に入るまでも、結構ハラハラ心配したりしますが、予定日過ぎると、またハラハラしますね・・・41週になったら即入院しなさい!という病院もあるので、妊婦さんも相当気合が入るというか、焦るようです。
年が明けてから、お産が少なかった当助産所も、だんだんと順調にお産が入るようになり、いよいよ忙しくなってきました。お産ラッシュが一息つくと(不思議と、お産って、どどど〜と一気にくるんですよね)、器械やガーゼの滅菌、次のお産に備えて、産婦さんのお家に運び入れるためのお産セットを組んだり、必要物品の在庫を見て発注をしたり。物によっては作ったりもします。さらしを切って腹帯にするとか、骨盤固定ベルトにするとか、ガーゼも長いのを切って畳んで使うし、タンポンも綿花をタコ糸でぐるぐる巻いて作ります。
お会計の計算をしたり、請求書や領収書などのハンコ押し、事務所の消耗物品の買出し、残り少なくなってきたパンフレットや書類などの印刷・補充・・・あ、時間を見つけて、ちょこちょこ色んなところを掃除します。お産が増えると、それに付随して、細々とした仕事が多くなるので、結構忙しくなります。

でも、やっぱり、このくらい忙しい方が楽しいかもしれません!
所長も私も助産所にいないことが多くなるので、電話が取れないのですが・・・でも、おっぱいの相談や新規の方もちょこちょこありますね。

ああ、早く、お産に呼ばれないかなぁ、とそわそわしながら・・・待っています。