お産には、パパがとても大事です。

「お産って、男の人がとても大事なんですよ。」これは、当助産所の所長の口癖です。
でも、口癖になるくらい、ほんとにとっても大事なんですよ。極端に言ってしまえば、パパ次第で安産にも難産にもなります。
パパが仕事で忙しくて、家庭をほったらかしにしていると、赤ちゃんが逆子だったり、小さめだったり。妊婦さんの体調が良くなかったり・・・
そうした積み重ねが難産につながっていきます。
家庭を守るためには、仕事も大事。でも、ちゃんと家族のことを気にしてあげてください。たとえ短い時間でも赤ちゃんに話しかけてあげたり、ママの話に耳を傾けたり・・・できれば、1回でもいいから、妊婦健診に付いていってあげるのもいいですね。
家庭出産の場合は、もっとパパの役割が重要になるので、できる限り妊婦健診に来てもらいます。パパの仕事の都合がつかなければ、土日でも夜でも健診に伺います。
赤ちゃんのこと、ママの心と身体のこと、お産ってどんなものか、産後はどんなことに気をつけなくちゃいけないのか。やっぱり直接お話しないとパパにも伝わりにくいですよね。
「ちゃんと早寝早起きしてくださいね。」「体を冷やさないようにね。」なんてお話も、ママだけじゃなくパパや家族みんなに聞いてもらえれば、みんなでママと赤ちゃんを健康に保ってくれます。
赤ちゃんができるって、ママも大変だけれど、パパももっと大変かもしれませんね。