最も大切なのは妊娠初期です!

妊娠初期は、まだ妊娠に気付く前だったり、妊娠していると分かっても、まだ赤ちゃんが小さいので、お腹も出てないし、胎動も感じないし・・・ママもパパも赤ちゃんの存在を感じにくい時期かもしれませんね。ママの場合は、つわりで苦しい時期かも知れませんね。

昔は、赤ちゃんは、真っ白の状態で生まれてくると考えられていましたが、現在では、生まれてきた赤ちゃんには、すでに個性(性格)があることが分かっています。新生児室で、たくさんの赤ちゃんを見ていると、本当に赤ちゃんそれぞれに性格があるんだなぁ、と実感できます。
ですから、赤ちゃんへの胎教は、もう妊娠中、もっと言えば妊娠初期から始まっています。妊娠16週までという時期は、受精して、受精卵が着床するところから、胎盤も完成し、内臓などもほぼ出来上がる、大切な時期です。この、16週までの時期に、身体も精神も過度なストレスを受けないように過ごすことが、とっても大切です。
最近のママさんは、お仕事をしていることが多く、よっぽどつわりがひどい人でなければ、妊娠初期は普通に忙しく仕事をこなしていたりします。上のお子さんがいるママさんなら、なおさら大変でしょう・・・
パパさんも、仕事が忙しいから、と、ママに任せっぱなしにせず、毎日赤ちゃんにお腹の上から手を当てて話しかけてあげてください。
もちろん、つわりがひどかったり、この時期に下腹部の痛みや張りを感じるようならば、かかりつけの産科医に相談したり、お仕事を休んで、ゆっくり休むことが必要です。赤ちゃんが「ママ、ちょっと休んでよ!」と信号を出していると思ってください。
お仕事や家事に追われても、お腹の赤ちゃんのことをこまめに気遣ってあげることを怠らないで下さい。きっと、生まれてから育てやすい、いい子になりますよ♪